里芋おススメ品種と八ツ頭 栽培のポイント


里芋とお仲間の八ツ頭入荷しました!当店のおススメ品種紹介させて頂きます!

土垂いも(千葉いも)
・昔ながらのホクホク感がある芋です。
・市場にもっとも多く出回っている、定番の里芋です。
・子芋がよく育ち、表面がなめらかで皮がむきやすく、調理が簡単。
・柔らかくてねっとりとした食感があり、クセが少ないため万人受けします。
・煮物や汁物、豚汁など日常のおかずにぴったりの万能タイプ。

大和早生
・最近人気のツルツル(ヌルヌル)感が強い芋です
・関西地方を中心に栽培されている、育ちの早い品種です。
・子芋が多く育ち、表皮は薄く白っぽい色合いで、皮むきもしやすいです。
・食感はややホクホク感があり、クセが少なく料理に使いやすい万能タイプ。
・煮物はもちろん、揚げ物やグラタンなど洋風料理にも合います。

赤芽唐芋(セレベス)
・芽や皮がほんのり赤紫色になるのが特徴で、見た目も鮮やかです。
・粘りが強く、しっかりとしたコクと風味が楽しめる品種です。
・太い芋茎(ずき)も食べられ、煮物にするとホクホク&ねっとり感のバランスが良く、味もしっかり染みこみます。
・九州や関西方面を中心に人気で、「セレベス」という名前で流通していることもあります。

八ツ頭(芋茎ずき)
・里芋の仲間ですが、親芋が大きく育ち、子芋と一体化してゴツゴツした見た目が特徴です。
・粘りが強く、しっとり・ねっとりとした食感が魅力。
・煮崩れしにくく、味が染みやすいので、煮物に向いています。
・「頭がたくさん(八つ)出る」ことから、縁起物としてお正月の料理によく使われます。
茎の部分を酢漬けにして食べるのが一般的に知られていますが、実は芋も食べられんです!ホクホクして美味しいですよ
どの芋も栽培日数、方法は変わらず、5/10~5月末までの間に植えるのがベストです(新潟県新発田市が基準です)
ただし、植え付けまでの保存環境にご注意ください。農業用ハウスを持っている方でハウス内で保存される方もいらっしゃると思いますが、夜間気温が10℃を下回る寒さにあたると、芋が腐る可能性があります。ですから、新聞に包んだ芋を段ボールに入れ、家の居間などの温かい場所(夜間でも10℃以上ある場所)で保存するのが望ましいので、農業用ハウスよりも屋内の方がおススメです。
また、植え付けるまでに芽出しをしておいた方がスムーズな栽培に繋がりますので、早めのご準備を心がけてください。


