生姜栽培のポイント

(新潟県新発田市がベースになっております)

まず、種生姜を選ぶ時のポイントですが、握りこぶし以上の種を選ぶのがベストです。養分をたくさん蓄えていると当然育ちも違ってきますからね。

植えるまでの保管方法として、新聞に包んだものを段ボールに入れ、家の居間など温かい場所に置いて保管してください。生姜は低温に弱く、夜間でも10℃以上ある場所が望ましいです。ですのでハウス内より屋内が望ましいです。

大きい種生姜をいくつかに割って植えるのですが、割る作業は植える直前に行ってください。早すぎると力が弱まってしまい、思うような生育に繋がりません。

温かくて湿気が程よい環境が良く育つ条件です。5/10~5月末あたりが植込みのタイミングです(新潟県新発田市)

1. 大きめの種生姜を3芽程つくように60~70g程度に切り分け、芽出しをしておきます

2. 植付けの2週間前に1㎡あたり一握りの苦土石灰を撒いてよくすきこみます。1週間後に幅60㎝の畝を作って深さ20㎝の溝を掘り、元肥を入れて土を埋め戻しておきます。

3. 5/10を過ぎたら(芽が7~8cm伸びたら)植えつけます。深植えにならないよう気を付けながら、土を埋め戻します。植付け後10日~2週間おきに3回追肥して、株元に土寄せを行います(追肥1㎡あたり、化成肥料1回目3握り、2・3回目は2握り)。

こまめに除草してください。

4. 梅雨明けからの乾燥に備えて、敷き藁や腐葉土を厚めに敷いて下さい。

7月に新生姜を葉生姜として利用できますが、そのまま秋まで育てれば根生姜になりますので、お好みの使い方を選んでください。